2010年01月22日

 さわやか 新酒

 
 久々 とーこのだんなです。


 とーこは、いません。


 どこ いったんや〜
             (いつものことで すみません)
         


 P1030243.jpg 

 12月に書いていた山廃酒母で仕込んだお酒が搾れました。

 右が8号酒母使用の酒米伊勢錦60%精米の山廃純米酒
 左が9号酒母使用の酒米五百万石+山田錦60%精米の山廃純米酒です。
 
 見た目では、全く区別がつきません。
 
 さて、味わいはどうでしょうか?


 ・・・

 ・・

 ・

 
 


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posted by touko at 16:21| 三重 ☀| Comment(20) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

 師走の蔵中 その7.

 
 8号山廃酒母は、本仕込みに入りました。

  P1030106.jpg

 本仕込みは、3段仕込みと言って3回に分けて行います。
 1段目を(そえ)仕込み、2段目を(なか)仕込み、3段目を(とめ)仕込み
 と言います。
 添仕込みはタンクに出来上がった酒母を入れ、それに水と麹と蒸した米を入れます。
 今回の添仕込みは、すっぽん仕込みと言って親桶に直接仕込みました。
 直接大きな親桶に仕込むと表面積が大きくなり温度管理が難しく
 冷え込みと言って、発酵が弱まってしまう事があります。
 それを防ぐために枝桶(添桶)と言い、小さなタンクに添を仕込む場合もあります。
 すっぽん仕込みの方が手間は省けますが、枝桶に仕込む方が
 温度調節が上手く行きやすくより丁寧な仕込みと言えます。

 8号酒母を使った添仕込みは予定温度に仕込み、
 無事元気に発酵してきました。

 添仕込みと仲仕込みは、間一日おきます。その日を踊り(おどり)と言います。
 踊りで添仕込みをしっかりと発酵させ酵母数を増やします。
 昨日添仕込みを行いましたので明日仲仕込み、
 その翌日留仕込みで仕込みは終わり
 これから約3〜4週間ゆっくりと発酵させます。

 上手く出来た山廃純米酒は舌をキュッと丸めるような旨味と
 口の中に広がるジューシーな味わい、そして心地よい余韻を残して
 さっと消えていくお酒になります。
 自然の恵みを受けた米が微生物により素晴らしい飲み物へと変わるのです。
 杜氏と蔵人は先人の知恵の基、素晴らしさを求めその手助けをします。
 どんな仕事でも辛くしんどいのは同じ。
 それが大きいほど喜びも大きくなります。

 「酒屋八兵衛 山廃純米酒 酒米伊勢錦」

 順調に行けば、来月10日頃搾る予定です。
 その頃、出来具合などお知らせできればと思ってます。


 これにて仕込みレポート終了です。

 お付きあいいただき、ありがとうございました。
 
 

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posted by touko at 23:52| 三重 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月15日

 師走の蔵中 その6.

 
 最後の一日。

 P1030093.jpg

 8号山廃酒母 29日目
 ここに鎮座するのも今日限り、モトおろしと言って明日は
 本仕込みのため別のタンクに移されます。
 ほぼ予定どおり無事に出来上がりました。めでたし、めでたし
 モト屋の鈴之介君、昨日第2子誕生。 こちらもめでたし、めでたし
 
 
 P1030096.jpg 
 9号山廃酒母
 無事モト分けも過ぎ、枯らしに入っています。


 P1030098.jpg 
 「悪魔の酒」吟醸酒母 早くもモト分けです。


 P1030099.jpg 
 こちらは、純米吟醸の酒母です。
 湧きついて高泡になってきました。

 同じような写真ばかりで申し訳ない、
 明日からは本仕込みの様子をお伝え出来る(かも)と思います。



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 ・・・




 ・・・・・




 ・・・・・・・・




 何処までタマゴ買いにいっとんね〜ん                    
                       11月26日 参照


                               P1030103.jpg 



 
 
 
posted by touko at 18:16| 三重 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

 師走の蔵中 その5.

 
 
 とーこのだんなです・・・。    (どこいったんや〜)


 
 山廃酒母も最終段階です。


 8号山廃酒母 24日目 品温23.0度

 P1030085.jpg 
 ボーメ8.5 酸度9.5
 モト分けです。
 高い温度で発酵が盛んな状態が続くと自身の作る酸とアルコールの影響を受け
 酵母が弱ってしまうので温度を急激に低下させます。
 本当は、23日目で分けているのですが今日から本格的に冷やします。
 昔は、いくつか他の容器に分けて温度を下げたので分けと言います。
 今は丸冷やしと言って冷蔵庫に入れたり冷却器などで行います。


 P1030086.jpg 
 前回、泡のことを書きましたが落ち泡から玉泡になるところです。
 泡なし酵母でも酒母の場合はある程度泡が出るので何となく泡で
 様子がわかります。
 酵母の種類が違うと泡の出方がそれぞれ違うように思います。
 野生酵母に汚染されているのではないかと心配になりますがタイミングを見計らい
 大量の純粋培養酵母を添加しているのできっと大丈夫でしょう・・・。

 温み取り(ぬくみとり)と言って分ける前発酵が盛んな時にさらに3〜5度
 暖気を使って温度をさらに上げる場合があります。
 これは、温度を上げることによって酸とアルコールにより雑菌と弱い酵母を
 死滅させ強い酵母だけを残す事と濃味をつける目的で行われます。
 当社は、行いません。
 温度を下げてから使用するまでを枯らしと言います。
 生モト系酒母は、強い酵母が残っているので一月くらい枯らしてから
 使用しても大丈夫です。


 P1030089.jpg 
 こちらは、昨日仕込んで打瀬の状態の吟醸活性にごり酒用の速醸酒母です。
 13日目で出来上がり使用します。
 モト屋の鈴之介君、今度はこちらで神経を使います。



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posted by touko at 01:58| 三重 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

 師走の蔵中 その4.

 
 とーこのだんなです。

 色々とご意見を頂きますが
 取り敢えず搾り上がるまで書きます。
 合間を縫ってとーこも登場しますのでお許し下さい。



 8号山廃酒母 21日目 品温20.5度

 P1030080.jpg 

 高泡です。
 これからは酵母が活発に増殖するので暖気を入れなくても
 自力で温度が上昇します。


 泡の話し
 今使用している酵母は、泡なし酵母と言ってほとんど泡が出ません。
 酒母ではご覧のように少し出ます。

 泡なし酵母は昭和時代に島根県の酒蔵で、突然変異により発酵時に
 泡を出さない酵母が発見されたそうです。
 泡なし酵母で仕込めば泡が出ない分、タンクに目一杯仕込めます。
 泡守り(あわもり)と言って泡がこぼれないように番をする役目も
 いらなくなるなど多くの利点があります。
 こうして泡なし酵母の研究が進み、従来の泡あり酵母のなかで
 優良な種株の泡なし版が多く作られて来ました。

 なぜ泡が出ないかというと・・・、
 アルコール発酵は二酸化炭素を生成します。
 泡あり酵母では二酸化炭素の気泡表面に酵母が吸着し泡を形成します。
 一方、泡なし酵母の細胞壁は親水性があり泡が出来ないのだそうです。
 (書いている本人もあまり理解できてないので難しくてすみません 涙)

 昔から蔵人達は泡に名前を付け、
 筋泡→水泡→岩泡→高泡→落泡→大玉泡→中玉泡→小玉泡→地と
 変化するのを見て、発酵の進捗状態を見極めていました。
 昔、杜氏がでかい大玉泡を見て喜んでいたのを思い出します。
 泡なし酵母ではそれが出来ません。
 また、泡には大量の酵母が付着し醪の外に出るので穏やかに発酵しますが、
 泡なし酵母はすべて醪の中にいるので、その分発酵が盛んなため
 早く出来上がってしまうので、その点注意が必要です。
 今では、約70%が泡なし酵母を使用しているそうです。




 自然の力に感謝 ぽちっと banner_04-31.gif 


 
 
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posted by touko at 01:53| 三重 ☔| Comment(8) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

 師走の蔵中 その3.

  
 とーこのだんなです。

 しつっこく登場しますが、
 成りゆきと言うか何というか・・・。


 

 湧きつきました。


 やったね 鈴之介くん。 手(チョキ)


 P1030064.jpg


 P1030072.jpg

 8号山廃酒母 19日目 

 品温19度 ボーメ16.0 酸度 5.0 アミノ酸度 6.0
 白い筋状の泡とポツポツと透明な小さな泡がところどころに見え
 プチプチと微かな音が聞こえてきます。

 湧きつきです。

 ちょっと酸度は低めですが、だいたい予定どおりです。
 出来上がりまで、あと10日ほどかかりますが
 ここまで来れば安心です。
 これからさらに暖気で温度を上げていきます。
 
 8号酒母は、酒米に「伊勢錦 短稈系」を使っています。
 もちろん本仕込みも同じ米100%です。
 (酒米「伊勢錦」については、同社HP参考にして下さい)

 故上原浩氏の教えどおり
 肌理が細かく、スッキリと軽快で、
 かつ大古酒になっても腰が崩れない
 力強さを持ち、速醸系では得られないまったりとした
 吟味のある酒を目指しています。

 まだまだ力不足でどうなるかわかりませんが、
 こうなったら搾り上がるまで書こうと思っています。
 皆様、イヤでもお付き合いお願い致します。

 良い酒が出来た暁には!!

 買って飲むところまでお付き合い頂けましたら・・・。
 (ちゃっかり宣伝してしまいました)

 この後、
 高泡(泡なし酵母なのでそれほど出ませんが)
 湧付き休み・モト分け・枯らし・モト卸へと進み
 本仕込になります。



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posted by touko at 21:55| 三重 ☔| Comment(9) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

 師走の蔵中 その2.

 
 とーこのだんなです。
 

 とーこは、忘年会に出掛けて行きました。


 っということで 今日も書きます・・・(なんで)。


 昨日の続き・・・。

 わが社では普通にやっていることなのですが

 酒屋万流と言って各蔵それぞれやり方が違うみたいで

 同業者の方からもご意見やら質問や続き見せてなどと言われ

 調子に乗って続きを書きます。


 今日は、8号山廃酒母17日目 酵母添加です。

 P1030055.jpg 
 培養酵母を添加します。
 酵母は、MK−1(三重県酵母)です。
 香りと酸が少なく低温でも良く発酵する酵母です。


 P1030058.jpg 
 温水をその中に少し入れます。
 糖濃度を下げ温度を与え酵母が活動しやすくします。

 P1030059.jpg
 そこへ暖気を沈めておきます。

 P1030060.jpg 
 フタをして布で覆って出来上がりです。
 暖気の温度が冷めたら入れ替えます。
 24時間この状態を続けます。

 酵母添加の前々日に少しだけ酵母を添加するのは
 目的の酵母をより純粋に増殖させるためです。

 山廃酒母では最終的な酸度は、10前後です。
 酒母から本仕込みに持ち込む酸度は、速醸に比べ
 0.1増える程度です。
 醪においては、純粋に添加酵母が育った酒母であれば
 生モト系酒母でも速醸酒母でも同じだけしか成酸されません。
 ですから、生モト系と速醸モト酒母の造り方は違っても
 同じ酵母で同じ仕込み方で造られ出来上がった
 酒の酸度の違いは0.1程度となるわけです。
 極端に酸度が多くなるのは雑菌に侵されているからです。

 昨日ブログで、感動の膨れ・湧きつきと書きましたが
 山廃酒母は、17日前に湧いてきたら失敗です。 
 雑菌に侵され早湧きしないように優良な酸菌を増殖させ酸性にし、
 さらに高糖濃度に導きます。
 いわばピュアな酸性培地をいかに造り上げるかと言うことなのです。
 また亜硝酸が残って湧き遅れたりもし、
 後の仕込み日程を変更しなくてはならなくなります。
 その為に毎日の操作が手を抜けなく神経も使います。
 その作業をした人が膨れ・湧きつきを見て感動するのです。
  
 
 誰かに 強制され そそのかされシリーズ化しそうで大変です。
 最終的には、
 生モト系酒母でも速醸モト酒母でもそれぞれの良さがわかって
 お酒を味わって頂けるように書けたらと思っています。
 年末、結構忙しいので、後はとーこにたのむかもしれませんが・・・。



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posted by touko at 19:09| 三重 ☔| Comment(16) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 師走の蔵中。

 
 またまた とーこのだんなです。

 とーこは、居ます。


 おるんかい。


 「今日から12月 そろそろ書かないと」

 って 

 誰にゆーとんじゃ。

 すっかりサボり癖をつけてしまったようで・・・。




 

 P1030045.jpg 

 9号山廃酒母 12日目 品温10〜14度



 P1030048.jpg 

 8号山廃酒母 16日目 品温12〜17度
 
 P1030052.jpg 

 8号の酒母は、少し泡がみえます。

 一昨日少しだけ酵母を添加したからで、決して早湧きではありません。

 明日は、いよいよ本格的に酵母添加します。

 酵母無添加(自然に酵母が飛び込み発酵する)と言う本格的?な

 方法もありますが、

 今の当社の蔵では年2回の掃除消毒。

 長年に渡り協会酵母や三重県酵母などを使用しているので

 元坂酒造独自の蔵つき優良酵母がいるかどうか?

 それが山廃酒母に飛び込んで活躍してくれるかどうか?

 不確定な要素が多いので

 それならば目的の酒質を目指した酵母を添加した方が

 良い結果が出る

 と思って酵母添加を行っています。 
 


 P1030044.jpg 
 
 上の写真は、亜硝酸反応を分析試験紙で確認した物です。

 濾液に浸し1分でおおよその結果が出ます。

 目に見えない酒母の状態を的確に判断できます。



 順調に行けば、

 明後日には感動の膨れ・湧きつきへと

 進んでいく予定です。

 


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posted by touko at 02:22| 三重 ☔| Comment(5) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

 三度登場 ちょっとアカデミックに。

 
 三度登場、とーこのだんなです。

 とーこは・・・います。


 おるんかい〜


 「卵買い忘れたからスーパーに又行ってくるから」

 「今日もたのむわ〜 卵食べるやろ」

 タマゴ、タマゴ って

 お前は、板東英二か〜 bandou eiji1.jpg




 突然ですが、「お酒の美味しさ」 について

 ちょっと真面目な話しを半分やけくそでアカデミックに書きます。

 とーこのウダウダブログを期待されている方は

 残念ですがここでリタイアして下さい。

 その際は、ぽちっとを忘れずに  → banner_04-30.gif




味と香りについて 

日本酒の香りは、大きく分けて2つの系統があります。
1つは、酵母が低温でゆっくり発酵することによって生成する
果物のような香りで吟醸香と呼ばれる香りです。
この香りを強く感じるお酒は、
味はきれいで軽快な甘みと酸味があります。
吟醸香は、熟成中に減ることがあっても増えることはありません。
正確に言うと果物様の香りからムレた様な香りに変化するのでが、
それを回避しフレッシュな吟醸香を残すため熟成されず出荷されるもの
が多いのです。

もう一つは、貯蔵中に酒の中のアミノ酸や糖分が複雑に反応して
深み・コクといった味わいと一緒に生成される熟成香と言う物です。

通常、果物は冷たく冷やして食べると美味しいように
吟醸香があって味のきれいなお酒は、
冷たく冷やして飲むと美味しく感じます。

一方熟成香は、食べ物を加熱処理した時の香りと同系統なので
温めて飲むと一層美味しく感じます。

だから日本酒には、冷やした方が美味しいお酒と
燗したほうが美味しいお酒があるのです。

注意したいのは、行き過ぎた物やバランスの悪い物です。
吟醸香は、強すぎると鼻につき
たくさん飲めないし、食べ物との相性も悪くなります。
強い吟醸香に慣れてしまうと、造り手も飲み手も嗅覚が麻痺し
より香りの強い物を欲したりしてしまいます。
全国新酒鑑評会が良い例で、
通常市販されているお酒の、数倍の強い香りのお酒が金賞を取ります。
又香りとのバランスを取るため濾過により味をきれいにし
舌触りの悪いお酒も目立ちます。

熟成香に関しては、さらに味とのバランスが難しく
不適切な熟成でヒネ香と呼ばれる
欠点になってしまう物も多くあります。
熟成された味も、雑味となり舌に残りキレの悪さから
飲みにくい重い酒となってしまいます。


もちろん味と香りについては他にもいろんな要素がありますが
時間がないので、今日はここまで
又書く機会があれば続きを書きます。
                 (半分受け売りです)




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posted by touko at 23:57| 三重 ☔| Comment(14) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

 修業2年目

 
 とーこのだんなです。

 とーこは、家に居ます。


   お ん の か い 〜


 ある事情があって私が書いています。

 大したこと無いのですが ちょっと弱みを握られ

 「今日は、目が疲れとってブログ書けへん」

 「頼むわ」 と言われ・・・。





 P1030021.jpg

 山廃酒母 5日目 品温5.0度

 初暖気です。 
 


 P1030020.jpg 

 山廃酒母 8日目 品温8.0度
 
 同じように見えますが上の酒母はまだまだ溶けてなく

 櫂入れも大変です。

 下の酒母は、かなり溶けてきて爽やかな甘みが強くなってきました。

 少しえぐみも出てきました。

 暖気を入れ温度を上げては又下げるを

 毎日繰り返し

 徐々に温度を上げていきます。

 現在他にも、速醸酒母が2本立っています。


 今年これらの酒母の世話を担当するモト屋さんは、

 修業2年目の鈴之介君です。
 (剣道四段の腕前なのでブログ名は鈴之介君です。本名=大塚君) 
 
 P1030024.jpg

 もちろん他の者がしっかりとサポートしますが

 良い酒母が出来るかどうかは彼の責任となります。

  
 鈴之介くんは2年前、酒造りの勉強をさせて下さいと

 突然尋ねて来ました。

 どうしようか迷った挙げ句

 うちの息子達も

 いずれ何処かで修業させてもらわなければならない

 そんな時が来るかも知れない

 お願いするばかりではダメ。

 そこで彼を預かって見ようと言うことになったわけです。

 案の定、今年の夏より長男は他所で修業させてもらっています。

 うちで勉強になるかどうかは別として

 他人の釜の飯を食べて来るというのは良いことに思えます。


 嫁ももう一度何処かで修業させてもらえないでしょうか・・・。

 雇う側が修業かも・・・?(汗)



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posted by touko at 15:03| 三重 ☔| Comment(11) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月21日

 初甑

 
 昨日からトーコは、留守です。

    どこいったんやぁ〜


 と、言っても仕事の方はいつもどおり進んでいきます。

 トーコがいなくても、元坂酒造の仕事には、
 全く支障が無い、と言っているのではありません。
 かえって、仕事がはかどるとか
 静かで良い、とは言ってません。

 
 *留守の間に何か書いといてっということで久々だんなです。
   ランキング下がると実は機嫌が悪くなるのでポチット
     よろしくお願いします。
 
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 kosiki-5.jpg

 今日は、初甑です。(今年度初めて酒造りの米を蒸かすこと)

 この時期、毎年この話題を書いているような気がしますが、
 酒造メーカーにとって、
 今年も、お酒を造ることが出来ると言う喜びと
 これからの時期の厳しさ又、無事春を迎える事が出来るよう
 様々な思いのある、初甑なのです。

 酒造りの為の準備は、10月1日から始めました。
 いつもは、私が陣頭指揮をして進めますが、
 今年は、いろいろと用事が重なり、作業の進行経過を聞くくらいで
 ほとんど若い蔵人だけでやってくれました。
 毎年同じ事をやっているのだから
 わかるだろうとは言え
 造りの道具を洗い揃える事や、酒蔵から井戸、隅々までを
 掃除する事など、
 全てに落ち度無く、準備をするのは結構大変です。
 
 良い酒を造るための努力が、生かされるように、
 又準備不足や手抜きで、後悔しないため
 黙々と作業をしていきます。
 
 二十歳でうちにやって来た、ひ弱な男の子が、
 15年たち、ここまで仕事を任せられる逞しい蔵人になりました。
 杜氏になるまでは、さらにもう少し時間がかかるでしょうが、
 彼を、立派な杜氏に育てる
 それが、これからの私の役目かな、とも思います。

 初甑の事を書いていたらこんな話しになってしまいました。
 
  


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posted by touko at 20:28| 三重 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

 豊作

 
 
   豊 作 だぁ〜


 ひさびさ、旦那です。
 とーこは居るのですが、
 今日は私忙しいからあんた書いといて 
 と言うことで・・・

 なんでやねん、昨日も書いてないやん。パンチ
 

                 とりあえず ぽちっとから banner_04-14.gif



 P1000950.jpg

 先日刈り取りした酒米『伊勢錦』を昨日籾摺りしました。
 毎年反収あたり6俵ぐらいですが、今年は7俵以上も収穫。
 しかも、粒が大きい。




 P1000954.jpg

 お百姓にとって収穫は、最高の喜びです。
 お祝いをかね晩酌に
 昨年『酒米 伊勢錦』で造った
 純米大吟醸酒と
 新発売のこちらも『酒米 伊勢錦』で造った山廃純米酒。
       (すでに1.8Lは、ほぼ完売です 感謝)
 で、

 かんぱ〜い。 


 もちろん、自然の恵みにも感謝。

 
 P1000955.jpg

 あては、秋刀魚と冷や奴の塩辛のせ。
      (お祝いのご馳走とは、思えん)

 来月後半からは、いよいよ仕込みに突入。
 少しずつ杜氏モードに入っていきます。


       
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posted by touko at 10:55| 三重 ☔| Comment(12) | TrackBack(1) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

 8耐の季節 

 

     暑い耐える


     あちー耐え


     はちー耐え


       8耐

                  バンザ〜イ バンザ〜イ 手(チョキ)







  8tai.jpg

  本日から鈴鹿8時間耐久レースが始まりました。
  別に観戦に行くこともなく、ましてや出場することもなく
  知らないうちに終わっています。

  きっと仙台では
  よっちゃん岳ちゃん
  耐久レースが行われていることでしょう。





  本日 嫁=とーこは留守です。


                    どこいったんやぁー







  と言うことで二夜連続で憂さ晴らし登場 だんななんだ。
                           なんだだんな。





  昨日は、 土曜の牛の日  

          usisi.jpg
          使い古されたギャグも3回言えば
           みんな笑ってくれる・・・オヤジは、平気さ。






  土用の丑の日に鰻をいただきました。わーい(嬉しい顔)
      スーパーで買ったサービス品ではありません。
   
  P1000416.jpg

  たくさんいただいたので
  昨日に引き続き
  今日も
  白焼きと鰻丼で
  元気百倍 暴走してます。   誰かとめてくれェ〜

  P1000420.jpg 



  今日はいつになく開放感があって
  自宅なのに飲みすぎましたよ。 コテン




  
    夏は、まだまだ続く   ぽちっと banner_04-12.gif

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posted by touko at 00:19| 三重 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

 自然を眺め心落ち着かせ・・・

 

  P1000409.jpg 
                      カサブランカ(ユリ科)






   ボーギー ボォーギー ♪


       あんたの時代は よかったー ♪






 ホント
 一昨日は食あたりで苦しんでいるのに

 『なんでこんなとこへ ○△×■どんっ(衝撃)刧凵×□・・・』

 って、本気で怒るかぁ〜?
 そもそも、それを喰わしたのはお前やろ〜ろ〜 パンチ
 
 しかも俺だけ・・・
 悪魔の胃を持つ女・・・。   マジで恐いわ


      そうや、言うたれ  い〜ぞ〜♪ い〜ぞ〜♪

                 




 って この場をお借りし憂さ晴らしをさせてもらったとーこのだんなです。




  早くもコシヒカリの穂が出て花が咲きました。
  今月末には、刈り取りです。

  P1000406.jpg

  奥にあるまだ黄緑の稲は、酒米「伊勢錦」です。
  こちらはまだまだです。

  P1000403.jpg
  ひいて写すとこんな感じです。
 
  
  


    良いお米が採れますように ぽちっと banner_04-12.gif

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2008年07月04日

 かんぴんたん

 
 
 久々 とーこのだんなです。



 とーこは、本日留守です。

                  (どこいったんや〜〜)


 






    っで






 問い合わせの多い 昨日のブログの


 『かんぴんたん』


 についてお答えします。


 とーこは、標準語と思って使っていますが
   (自分は、いつも標準語をしゃべっていると思っているらしい・・・。) ふらふら



 三重弁です。




 さて 意味は何でしょう?  (下記より選んで下さい)


 1.完全なまでに叩きのめすこと。 (こわ〜)

 2.ひからびていること。

 3.サンセールさんの息子さんの3人の名前。

 4.冷えてしまった燗酒。




 答え. 2.ひからびていること。

     カエルなどが良く何かに踏まれて死骸がカピカピに乾いて
     ひからびているような状態です。
                        (わしやないで〜)
     乾いて固くなったご飯などにも使います。


      ちなみに3番は、アンちゃん・ポンちゃん・タンちゃんです。





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posted by touko at 17:02| 三重 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

 酒の行方

 
仕込みが終わってぼーっとしていると思いきや、
なぜかとっても忙しいとーこのだんな 久々の登場です。

私がブログを書いていると言うことは、
そーです 嫁とーこは、昨日酔いつぶれての帰宅。

朝起きてから

 「ブログ更新せなあかん、ネタ無いし
    たまには、お酒のことでも書いといてー」
 
                  と・・・。パンチ


  お酒の話   少し長くなるので悪しからず。

仕込みが終わると、出来上がったお酒を貯蔵や、出荷処理しなければなりません。
出来上がったお酒は、一般的には濾過をして火入れ(殺菌)貯蔵します。
濾過も火入れもせずに、搾ったままのお酒を瓶詰めして出荷するのが
無濾過生酒です。

濾過にもいろいろあり。。。。

活性炭を使用し濾過をする場合と、使用せずに濾過(素濾過)をする場合があります。
活性炭を使用せずに濾過(素濾過)をした場合でも、「無濾過」と言う蔵もありますが、
オリが、からんでいるのといないのとで違うなど、
やっぱり無濾過と言うには無理がありますよね・・・。

火入れ貯蔵は、一般的にはタンクで貯蔵しますが、
ビン火入れと言って、ビンに詰めてから火入れを行い
そのままビンで貯蔵する方法があります。

ビン火入れは、早く温度を上昇させ早く温度を降下させるので
品質の劣化が少なく高級酒の貯蔵に向いています。
                  (手間がかかります)

そして火入れ貯蔵したお酒を熟成させ、さらに濾過+割り水を行い、
いよいよビンに詰め、製品となります。
最近は、一回だけの火入れでそのまま製品とした
商品も増えてきています。
又、生のまま貯蔵する場合もあります。

熟成も一般的には、一、二年以内に出荷しますが
達磨正宗さんのように何年も長期貯蔵し、製品とする場合もあります。

日本酒は、しぼりたての無濾過の生酒が楽しめたり、
いろんな貯蔵熟成が楽しめたりします。

ちなみに当社酒屋八兵衛山廃純米無濾過生原酒は、
今月末29日大安吉日発売予定です。宜しくお願いします。
純米無濾過「うぶな酒」も、品切れでご迷惑をかけていましたが
今月末には、新しい詰め口の酒を出荷させて頂く予定です。


      はっは ちゃっかり宣伝しときました。




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posted by touko at 16:33| 三重 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

 春よ来い

 
久々 主人です。

ヒラメはこっち、カレイはどっち、などと言っている間にも酒造りは進んでいます。

年が明けて岳ちゃんところと同じように吟醸の仕込みが始まってます。

当社は米の品種や精米歩合の違い、はたまた酵母の種類など

組合せが幾つもあり、加えて山廃の酒母立ては

昨年より本数も増え、いっきに砂漠の真ん中をひたすら

歩いて行くしかないような追い込まれた状態です。

早く春にならないかなぁ〜と思うのですが、良い酒が出来ないと春も

来ない気がしてしまいます。



全国新酒鑑評会には今年も挑戦する予定です。

金賞に関しては昨年までとは違い、どうしてもとらなければいけない

訳では無くなったのでこちらの方は盛り上げ隊程度で気楽に行こうと

思っていますが、出すとなると自然と力が入りそうです。

昨年は、岳ちゃんところがたまたま?(笑)純米大吟醸酒で金賞を

とったのでと言うことも無いのですが・・・・・・

当社は自社田で作った酒米「伊勢錦」の純米大吟醸酒で全国唯一を目

指そうと思っています。

が、出来具合により金賞に目が眩み山田錦の大吟醸酒に

変更なんて情けない事になるかも知れません・・・。

今の全国新酒鑑評会では、プライオリティが低い位置付けに

ならざるおえませんが、金賞をとったお陰で

岳ちゃんはじめいろんな方ともお知り合いになれたことは

良かったと思ってます。


忙しい中、毎日の晩酌の熱燗だけが唯一の安らぎです。

頑張っている人が、毎日の晩酌に飲む酒。

その酒を飲むために、日々がんばることができる。

そんな酒を造れれば、ありがたいなぁと思います。

今年も目標は、最高にうまい酒を造り提供することです。

最高にうまい酒の定義?についてはここでは省略しますが

昨年造った山廃純米酒がそれに近づいて来た気がします。

気がするだけかも知れませんが・・・。

生もと系の酒母はやはり凄いと思いました。

今年はさらに上を目指し、挑戦するお酒もあります。

上手くできるか、売れるかは、わかりません。


いずれにせよ杜氏として高い志と、挑戦する気持ちを持ち続ける為の努力を

しなければいけない年代になってきましたし、

会社の代表としての諸々の事もありますが、

酒造りの面白さや農業の楽しさを満喫したいと思ってます。


ネタ切れの女将に代わり、書き始めたらだらだらとこんな文書に

なってしまいました。

ま、えーんとちゃう?と言うことでupします。


    とりあえず ぽちっとお願いします。 banner_04-6.gif


posted by touko at 02:08| 三重 ☔| Comment(11) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

酒残りの朝に一騒動。

久々 とーこの旦那です。

昨日チーと飲みすぎて頭の重い朝。
バタバタと何やら騒がしいなァ〜と目を覚ますと
走り回っている嫁。

「ァッ とーこ今日は出張や」と思い出しました。

ブログでお知り合いになった 五月の森はサンセール の
錦本店さんとお取引をお願いに私の替わりに仙台に行く日でした。





朝9時過ぎ

「準備万端、忘れ物な〜し」

と余裕たっぷりに出かけて行きました。






しばらくすると電話が・・・



「財布わすれた〜 お金ない〜」



「戻るから、途中まで持ってきて〜」




    や   っ   ぱ   り 

      何処かの誰かも財布忘れてたっけパナ

ギャグでもブログネタどころでもありません、
三重県から中部国際空港セントレアへの
アクセス高速艇の出航時間が迫っています。



なんとか財布を手渡し
再び松阪港へ・・・






   ・・ご期待どおり ここで終わらない・・





しばらくして又電話。



さらに半ベソ状態 もうやだ〜(悲しい顔)


「松阪港どこにあるんや〜」




「へっ、道教えたやン」



「間違えたみたい、

    なんか工場の中の細い道、走っとるけど」



「たぶん、近くやから その辺の人に聞いたら」



「だれも、おらへん〜 時間無い〜


   間に合わん〜 車で仙台まで行けへんし〜

           ここどこ〜」





「しらんがな、そのまま真っ直ぐ行ってみ」




「・・・・」



「見えた〜 船や〜      

        ッーッーッー」 ???





何故かしばらく音信不通

後から
仙台に到着したと電話で報告がありました。

帰ったら みちのく一人旅ブログ お楽しみに。





     しばらく静かです ぽちっと banner_04-1.gif




ひさびさ だるまんが         



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posted by touko at 16:36| 三重 ☔| Comment(10) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月22日

静かな一日

久々 トーコの旦那です。



ついに嫁(トーコ)がダウンしました。

                 鬼の霍乱

お腹が痛かったり、頭が痛かったり、足も痛いそうで・・・

本人曰く、

   仕事疲れや、ストレスのせいや

                 と、ゆーてますが

この残暑の中、暴飲暴食・睡眠不足のせいだと思います。

       ようは、不摂生

厳しく言うと 自己管理能力の無さが原因。

                   オーこわ。(よく言った)
                          がく〜(落胆した顔)


ストレスと言えば

 このブログも柄になく上位に来ているので

 嬉しい反面、プレッシャーになっているようです。
               (結構、気が小さい)


私の顔を見ると、減らず口をたたいているので
たいしたことはないようです。




優しい言葉をかけて、おだてると

すぐ、復活します。





   みょーに 静かな一日は、更けてゆく・・・
              ぽちっと  banner_04-1.gif
posted by touko at 16:41| 三重 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

さわやか信濃鶴

ひさびさ 旦那です。

東京で全国新酒鑑評会第一部金賞酒を楽しむ会に出席してきました。

その間に嫁はブログで、感動の出逢いがあったと
    いつになく気味悪くご機嫌で・・・がく〜(落胆した顔)

私は、この会でブログランキング上位に君臨する
「専務取締役杜氏の純米ブログ」の北原君にお会いすることが出来ました。

彼も嫁のブログを見てくれているようで
しばしブログ談議に花が咲き
    「きつそうな嫁さんですねー」
             はっはっはっ わっかるー

彼のお酒「信濃鶴」は、純米吟醸酒で金賞を受賞する快挙を五年越しで
達成しました。すごい

sinanozuru.jpg
            記念にお酒のツーショット。
posted by touko at 10:31| 三重 ☔| Comment(2) | ダンナ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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